「ランニング」と「マラソン」、日常会話でなんとなく使っていませんか?
実はこの2つ、意味がしっかりと違うんです。普段の会話やトレーニング記録でも、意識して使い分けると理解が深まります。
この記事では、初心者の方にもわかりやすく「ランニング」と「マラソン」の違いを解説します。
『ランニング』とは? – すべての「走ること」の総称
「ランニング」は、英語の run の現在分詞で、走るという行為そのものを意味します。
速くても遅くても、長くても短くても、山道でも舗装路でも、走っていればすべて「ランニング」です。
日常的な運動や趣味、健康目的など、様々な場面で使われる幅広い言葉です。
『マラソン』とは? – 距離が決まった正式な競技
「マラソン」は、正式には42.195kmを走る長距離レースのことです。
10kmや5kmの大会は「マラソン大会」と呼ばれることもありますが、正確には「ロードレース」です。

現在の「マラソン」の距離(42.195km)は、この故事に由来して定められたものです。
【補足】「ジョギング」との違いも覚えておこう
似た言葉に「ジョギング」がありますが、こちらはゆっくりとしたペースで走ることを指します。
- ジョギング:会話できるほどの軽いスピード
- ランニング:ジョギングより速く、強度も高め
「ジョギング」は「ランニング」の一部ですが、特に健康維持目的の軽い運動を指すことが多いです。
まとめ:ランニングとマラソンの違いを正しく理解しよう
用語 | 意味 | 特徴・距離 |
---|---|---|
ランニング | 走る行為全般 | 速度・距離の制限なし |
マラソン | 42.195kmの競技 | フルマラソンが基本 |
ジョギング | 軽いランニング | 会話できる程度の強度 |
実際のところ、厳密に使い分けられていないことも多く、「マラソン=長距離を走ること」として使われがちです。
とはいえ、それぞれの正しい意味を知っておくことで、日常の会話やブログでもより正確に伝えられます。