「ランニング」と「マラソン」の意味の違いを、普段から意識して使い分けていますか?
自分自身、これまであまり意識できていなかったこともあるのですが、2つの言葉には明確に違いがあります。
『ランニング』とは?
「ランニング」は、英語のrun(走る)の~ing形であることからわかる通り、まさに「走ること」です。
速かろうが遅かろうが、距離が長かろうが短かろうが、山道を走ろうが、アスファルトを走ろうが、走っていれば「ランニング」です。
『マラソン』とは?
一方、「マラソン」は陸上競技の長距離走のことです。
厳密には、42.195kmを走るフルマラソンを「マラソン」と呼びます。
やすじゅん
古代ギリシアのマラトンの戦いの勝報を、兵士が約40kmを走って伝えた故事に由来しているんだって。
したがって、10kmや5kmの大会はマラソン大会ではなく、実は「ロードレース」という呼び方が適切です。
まとめ
ご紹介した通り、『ランニング』は走ることの総称、『マラソン』は厳密にはフルマラソンのことを指します。
ただし、実際のところそこまで厳密に使い分けが行われることは少なく、「長い距離を走ること」=「マラソン」という言葉が浸透しているのが実情かもしれません。