
こんにちは。
「料理が出来ないパパ」からの脱却を目指しているやすじゅんです。
この度、生まれて初めて鉄フライパンを購入しました。
そこで、今回は鉄フライパンを購入した理由、数ある鉄フライパンの中からリバーライトの極JAPANシリーズを選んだ理由、実際に使ってみた感想などをお伝えしようと思います。
鉄フライパンに興味はあるものの、購入に踏み出せないでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次
鉄フライパンを欲しいと思った理由
実は週末の夜ご飯は、自分が家族の食事を用意する家庭内ルールがあるのですが、これまでは飲食店のテイクアウトを利用したり、市販の出汁スープに具材を入れただけの鍋くらいしか作れなかったり、ほとんど自分で料理をすることがありませんでした。
いわゆるダメ夫ですね・・・。
「それではダメだ」と思い、もっと料理を作れるようになりたいと一念発起した際、こんな思いが芽生えてきました。
- 自分だけの調理器具を新たに購入して、料理へのモチベーションを上げたい
- どうせ買うなら一生ものの調理器具を長い期間使うことで愛着を持ちたい
- 調理器具の力を借りて、少しでも美味しい料理を作りたい
そこで、ほぼ毎日のように使う調理器具とは何かを考えたとき、包丁とフライパンが頭に浮かびました。
調べてみると、フライパンにはテフロン加工のフライパンと鉄のフライパンがあり、鉄のフライパンは20年以上使うこともできることもできるそうです。

そして、使えば使い込むほど黒光りして自分色に染まってくると。
(「フライパンを育てる」という言い回しもあるくらい!)
しかも、鉄フライパンは熱伝導率が良く、肉や野菜が美味しく焼けると。
もう「これしかない!」と思い、鉄フライパンの購入を決意しました!
悩んだ商品
いざ鉄フライパンを購入しようと思っても、調べてみると色々な商品があるんですよね。
特に悩んだのが下記の3点です。
- turk(ターク) クラシックフライパン
このフライパンはドイツ製で、持ち手(取っ手)の部分までつなぎ目無く鉄で作られていることが特徴です。
日本でも海外でも幅広く愛用されているメジャーな鉄フライパンですね。
- 及源 南部鉄器フライパン
このフライパンは、鉄は鉄でも南部鉄器です。
普通の鉄フライパンよりもさらに重みはありますが、蓄熱力が高く、油の注ぎ口が付いている点も魅力です。
- リバーライト 極ジャパン
このフライパンは日本製で、持ち手(取っ手)の部分が木製になっていることが特徴です。
国内ではかなり人気が高く、フライパン以外にも炒め鍋や圧板フライパンなど豊富なラインナップが用意されています。
極JAPANを選んだ理由
悩みに悩みましたが、ネットで情報を調べたり、Amazonや楽天市場のレビューをくまなくチェックしたりして、最終的にはリバーライトの極JAPANを購入することにしました。
理由は、下記の6点です。(多っ!!)
- 持ち手が木で出来ている
- Amazonでも楽天市場でも評価が高い
- オシャレに見える
- (もし気に入った場合)様々なバリエーションのフライパンや鍋を同じシリーズで揃えられる
- IHでも使える
- お値打ち感がある
持ち手が木で出来ている
turkのクラシックフライパンのように、持ち手の部分まで鉄で出来ていると見た目はカッコ良いし、そのままオーブンに入れられるというメリットがありますが、持ち手の部分まで熱が伝わってきてしまうリスクもあります。
熱くて素手では持てなくなってしまうため、ミトンやふきんなどを使わなくてはいけないわけです。
面倒くさがり屋の自分としては、いちいちミトンやふきんをフライパンとは別に用意して、毎回付けたり外したりするのは面倒くさいと感じたので、持ち手が熱くなる心配が無い木で出来ているフライパンを選びました。
Amazonでも楽天市場でも評価が高い
何か商品を購入するときは、よくAmazonや楽天市場のレビューを参照するのですが、極JAPANのフライパンはとにかく評価が高かったので安心できました。
Amazonだと、400件以上のレビューがあるにも関わらず、総合評価は★5つが最大の中、4.5程度。
楽天市場でも、3000件近いレビューがありながら、評価が5点満点中4.5近くありました。
Amazon・楽天市場ともに、多くのレビューが寄せられている中での高得点ですし、個別のレビューを見ても「美味しく仕上がる!」とか「もっと早く買っておけば良かった!」という声が多かったので、商品として優れているという確信が持てました。
オシャレに見える
これは好みの問題もありますが、極JAPANは非常にスタイリッシュかつモダンなデザインですね。
鉄フライパンって、どうしても無骨なイメージがあるのですが、このデザインなら今のキッチンにもすんなりマッチするだろうと感じられました。
様々なバリエーションを揃えられる
もし実際に使ってみてすごく良いと感じた場合、他にもいろんなフライパンや鍋が欲しくなるのは男の性。
そんなときに、極JAPANなら、同じシリーズで様々なバリエーションを揃えられることも魅力でした。
サイズも、16cm、18cm、20cm、22cm、24cm、26cm、28cmと豊富ですし、通常のフライパン以外にも、ハンバーグや餃子に向いている厚板フライパン、チャーハンや野菜炒めに最適な炒め鍋、たまご焼き用やクレープ用のフライパンもあったりします。
- 厚板フライパン
- 炒め鍋
・たまご焼き
- クレープパン
小さなフライパンは及源の南部鉄器、大きなフライパンはturk、炒め鍋や天ぷら鍋は極JAPANとかになってしまうと、統一感が無くなってしまいますしね。
まだ一度も使ってもいないのに、一丁前に統一感とか考えてしまうあたりがお恥ずかしいですが、もし買い揃えるなら同じシリーズで揃えたいと思い、バリエーションが豊富な極JAPANに惹かれました。
クレープパンは、絶対に一度使って飽きることが目に見えていますが・・・。
IHでも使える
今はガスコンロを使用しているのですが、将来的にIHの住宅に引っ越す可能性もゼロではありません。

せっかく長い間愛着を持って使うことを想定しているのに、IHになった途端に使えなくなってしまうと元も子もないので、IHで使えるという点も実は大事なポイントでした。
ちなみに、turkのフライパンや及源の南部鉄器フライパンもIHで利用できますが、一部IHでは使用できないラインナップもあったりします。
お値打ち感がある
そして、やっぱりなんと言っても気になるのは価格ですよね。
これまで一度も鉄フライパンを使ったことがない以上、本当に使いこなせるかどうかもわからないし、面倒くさくてすぐ飽きてしまう可能性も否めません。
そう考えると、turkのように1万円を超えるようなフライパンは、ちょっと勇気が出ませんでした。
チキンですいません!!
その点、極JAPANのフライパンは、6,000円~7,000円くらいの価格帯だったので、万が一失敗しても勉強代として割り切れる金額に感じました。

選んだ製品
そんな訳で、数ある鉄フライパンの中から極JAPANのフライパンを購入することを決めたわけですが、「極JAPANを選んだ理由」にも書いた通り、極JAPANには様々なバリエーションがあるわけです。
まぁ、たまご焼きとかクレープパンのように、1つの料理に特化したフライパンは一旦選択肢から外すとして、フライパン、厚板フライパン、炒め鍋のどれにするかは、正直なところちょっと悩みました。
- フライパン
最もベーシック。何でも出来る!
- 厚板フライパン
板が厚いため、ハンバーグ、ステーキ、餃子などの肉料理に最適!
- 炒め鍋
深さがあるため、野菜炒めや揚げ物に最適!蒸し台と蓋を買えば、蒸し器にもなる!
とりあえず、「今後自分はどのような料理をすることが多くなりそうだろう?」と考えてみたときに、肉にしか強みを発揮できない厚板フライパンは、使い勝手という意味で今回は見送ることにしました。
ステーキや餃子を美味しく食べたいので、将来的には欲しいですけどね。
残ったのは、フライパンと炒め鍋。
鶏のから揚げなども大好きだし、もしかしたら炒め鍋の方が良いかなぁとも考えたのですが、炒め鍋だとステーキや餃子は焼きにくそう・・・。
というわけで、最終的にはオールマイティーな活躍が期待される通常のフライパンにしました。
サイズは、これまで使ってきたフライパンの長さを測ってみたら28cmだったので、同じく28cmにしました。
これまで28cmで特にストレスはなかったので、家族3人なら28cmで問題ないかなと。

選んだ代理店
さぁ、購入する商品も決まったし、いよいよ後は買うだけ。
ところがどっこい、まだ悩むポイントはあるわけです。
それは、どこから買うか。
コロナ渦ですし、ネットで購入することは決めていたのですが、実はリバーライトの公式販売代理店っていっぱいあるんですよね。
そして、公式販売代理店ごとに、サービス内容がちょっとずつ違っていたりする。
そこで、またネットでいろいろと調べた結果、自分は楽天市場の『キッチン雑貨shopガンバレ奥さん』で買うことにしました!
奥さんじゃ無いけど・・・。
理由は、下記の4点です。
- 3年保証が付いている
- 持ち手の色を選べる
- 持ち手に刻印ができる
- お手入れグッズがサービスで付いている
3年保証が付いている
公式代理店の中でも3年保証が付いているのはこのお店だけでした。
万が一、商品に不良があった場合は、3年間も返品・交換に応じてくれます。
いかんせん鉄フライパンを買うこと自体が初めてで不安が大きいので、これはありがたいですね。
持ち手の色を選べる
通常は、『ナチュラル』という薄い色の持ち手なのですが、このお店では『マホガニー』という暗い赤褐色の持ち手や、『ダーク』というダークブラウンの持ち手も選べます。
特に、世界的に人気の高級木材である『マホガニー』は、色合いも綺麗ですし、経年変化によって赤褐色に深みが増していくのが特徴で、ネットで見て一目惚れしたので今回はこの色にしました。
持ち手に刻印ができる
さらに、持ち手には名前や記念日などの刻印まで出来てしまいます!
これだけで世界に一つだけのフライパンになりますし、一気に愛着や大切に育てたい気持ちも湧いてきますね。
今回は、自分の名前を刻印してもらっちゃいました。

お手入れグッズがサービスで付いている
サービスで純銅製のたわしがプレゼントされます。
まぁ、たわしなんて自分で買えば良いのですが、とにかく面倒くさがりな性格の自分としては、これだけでもありがたいんですよね。
このおかげで、受け取ったその日からすぐにフライパンを使えるようになりました。
使ってみた感想
良い点
意外と手入れも簡単にできる
鉄フライパンといえば、とにかく使う前と使った後が面倒くさいイメージですが、いざやってみるとそんなに手間ではありません。
使う前はフライパンを温めてサラダ油を熱してフライパン全体に油を慣らすだけ。
料理の後は、水を流しつつ軽くたわしでこすって渇かし、もう一度フライパンを温めてサラダ油で全体に油を慣らせばOK!
文章で書くとメチャクチャ面倒くさそうですが、心底面倒くさがり屋な自分が全然負担になっていないのだから、本当に簡単と言うことです。
フライパンでサラダ油を熱している間は、キッチン周りの掃除や片付けをするようになったので、鉄フライパンのおかげでキッチン周りがきれいに保てるようになりました!
とにかく愛着が湧く
テフロンのフライパンはただの調理器具ですが、鉄フライパンは言ってみたらペットに近いかもしれません。
確かに手入れや世話が必要ですが、それも自分で育てている感があってとにかく可愛くなってきます!
また、今回は名前を刻印したこともありますが、とにかく愛着が半端なく湧きますね。
今では献立を考える際も、出来る限りフライパンを使う料理にしたいと思っているくらいです!
料理へのモチベーションも確実に上がりましたね。
料理が美味しくなる
正直なところ、メチャクチャ味が美味しくなるかと言われると、ちょっとの差かもしれませんが、少なくても普通にテフロンのフライパンで料理するよりは美味しく感じます。
特に、チキンソテー、焼きそば、野菜炒めなんかは如実に違いを感じられました。
野菜炒めはペチャっとせずに、シャキシャキの食感で味わえますね。
妻も子供もサムズアップしながら「美味しい!」と食べてくれています。
残念な点
鍋のような使い方ができない
テフロンのフライパンを使っていたときは、フライパンに水を溜めて野菜を茹でたり、レトルトを湯煎したりすることもあったのですが、残念ながら鉄フライパンではそれらが出来ません。
実際やろうと思えば普通に出来るのですが、せっかく鍋になじんだ油がはがれてしまうので、また丁寧に油をなじませる作業が必要になってしまうんですよね。
そうしないと、次にフライパンで焼き物や炒め物を作る際に、具材がガッツリとフライパンにくっついてしまうことになるので。
なので、その油をなじませる作業が面倒くさいので、基本的には鉄フライパンで水を沸騰させる作業は出来ないと考えるようにしています。
全体が温まるのが想像していたよりは遅い
鉄フライパンは熱伝導率が良いので、一気に全体まで熱が行き渡ることを想像していたのですが、実際に使ってみた体感としては、思っていたよりは全体に熱が広がるのが遅いかなという感じがしています。
テフロン加工と違い、フライパン全体に均一に熱は広がっているのでしょうが、温まるまで意外と時間がかかるというのが率直な感想です。
そのため、意外と焦げにくいというメリットもあるわけですが、男心としてはもっと荒々しい熱伝導を想像していました。
コンロの火力の問題なのか、フライパンのサイズの問題なのか・・・。
フライパンに料理を放置できない
これは購入時に同封されていた取扱説明書にも記載されていたのですが、鉄フライパンに料理を入れたままにしておくと、料理の塩分や酸などに鉄肌が侵されて、穴があいてしまうことがあるそうです。
そのため、鉄フライパンで料理を作ったあとは、すぐにお皿に移さなくてはいけないし、もちろんそのままフライパンに料理を乗せておくことも出来ません。
テフロンのフライパンの時は、多めに作った炒め物などはそのままフライパンで放置して、おかわりの時にフライパンからよそったりしていたので、フライパンに料理を放置できない点はちょっと不便ですね。
その他
重さはあまり気にならない
鉄フライパンといえば、すごく重いイメージがありますが、普通に使う分には全然重さは気にならないですね。
もちろん、テフロン加工のフライパンよりは重たいですが、どうせコンロに乗せているときはあまり動かさないですからね。
料理の鉄人のように、激しく鍋を振ったりする方なら、重く感じるかもしれません。
油返しを行えば具材はくっつかない
あと、鉄フライパンの懸念事項といえば、やっぱり具材がフライパンにくっついてしまうこと。
自分も購入前まではそこがすごく気になっていたのですが、蓋を開けてみれば全くの杞憂でした。
使う前に、温めたフライパンにサラダ油をたっぷりと入れてなじませれば、料理の際に具材がフライパンにくっつくことは全くありません。
まとめ
実際に使ってみたからこそわかった良い点も残念な点も書いてきましたが、総じて鉄フライパンには大満足しています!
- 思っていたよりも簡単に手入れができる
- テフロン加工のフライパンよりも味が美味しくなる
- 愛着が湧き、長い期間使える(料理へのモチベーションも上がる)
手軽に美味しい料理が作れて、愛着を持って長く使える。
特に、極JAPANのフライパンは最高ですね。
まだ鉄フライパンに一歩を踏み出せていないのであれば、ぜひ一度鉄フライパンにトライしてみてはいかがでしょうか?
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